米と糀 は、現在準備中です。
ふわふわ、もこもこ、さらさら。
お米の上でコウジカビを育てるコトで出来上がる「糀」。カビというと聞こえが悪いのですが…糀のふわふわ、もこもこはカビの仲間なんです。
実は、一言に「糀」と言っても用途によって見た目が変わってきます。
ふわふわ、もこもこはお味噌屋さんの糀に多いタイプ。
あまりもこもこしていない、さらさらしたものは酒造さんに多いタイプ。
お味噌屋さんタイプは旨味に重点が置かれ、酒造さんタイプは甘みに重点が置かれているんですね。
きっぱり分かれているわけではなくて、それぞれの醸造家たちが自分の作るものに必要な糀を作り出しています。あくまで傾向としてのお話です。
◆「僕が作る糀はどんな糀なのか?」
僕が目指しているのは家庭で使いやすい糀。
旨味と甘み、どちらかに特化するのではなく甘酒としても、塩麹などの調味料としても使いやすい糀。
◆「発酵を身近に。」
発酵に出会って僕の人生は変わりました。
微生物や微生物の生み出した酵素の力を借りて、より美味しく健康的な食品を生み出す。
そのプロセスを知れば知るほど興味深く、【僕ら人間は彼らの助けなしでは生きてこられなかったんだな】というコトに気がつかされます。
気づきとともに、愛おしくもなってくるんですよね。
こんな発酵、微生物が近くにある暮らしを多くの人に体感してもらえたら…。そんな風に感じています。
そのためには、より日常で使いやすい糀が必要だと感じました。
『家庭で使いやすい糀。』
僕が糀を作り、お届けする動機。市販品の糀を使用してみたけれど、何か違うな…と感じられたらぜひ、お試しください。